中学受験の明日のために

中学受験で合格を勝ち取る方法

その82 難しい問題は解かなくて良い?

どんな学校でも、そこを受験する生徒のレベルに合わせて、基本問題・標準問題・やや難問・難問の4種類の問題が出題されます。

合格するには、やや難問や難問を解けなければいけないと考える方が多いですが、実は逆です。基本問題と標準問題をミスなく解けなければいけません。皆が解ける問題を落としてしまうと、そこで差がついてしまい、合否に直結してしまいます。しかし、やや難問や難問は、ほとんどの受験生が解けないために、差がつかないのです。

良い塾や良い先生ほど、基本をおろそかにしません。基本の学習は退屈なため、授業がつまらなかったりしますが、そういう授業ほど実は大切なのです。得意科目や好きな科目はやや難問や難問にチャレンジすることで、力がつくのでやってもらっても良いのですが、苦手科目や好きでも嫌いでもない科目は、難しい問題を解く必要はありません。むしろ時間がもったいないので、やってはいけないくらいです。その科目の基本問題や標準問題を解く時間に充てるか、他の教科の勉強をした方が効率的です。

受験は、難しい問題を解く戦いではなく、皆が解ける問題をいかに落とさないかの戦いなのです。自分がミスさえしなければ、周りが勝手に脱落していって、結果受かるというわけです。ですからミスしない事が大切なのですが、そこに気をつけるのは6年生からで十分です。4、5年生の間はケアレスミスは大目に見て、新しく習った事を理解できているかどうかを気にして欲しいです。理解さえしていれば、6年生になると多くの問題をこなす事ができます。

ミスはいくら気をつけてもしてしまうので、最後まで無くなることはありません。しかし減らすことは可能です。6年生になって家庭学習をする際に意識して欲しいことは、解法がわかった問題に関しては、必ず正解させようとすることです。これを普段の学習からやっておけば、テストでも徐々にミスを減らす事ができるでしょう。

何はともあれ、難しい問題を解くのは、得意科目や好きな科目だけに留めましょう。

 

読者に、全ての良き事が雪崩のごとく起こりますように。