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その81 しつけは必要?

最近、しつけをしてはいけない、と主張する人が出てきました。今までは子供をしつけるのは親の務めと考えられていましたが、しつけをする事で子供の心に悪影響を及ぼすという見方が生まれてきたのです。やり方にもよりますが、確かに一理ありそうです。

昔は悪い事をした子供に体罰は当たり前でした。今体罰は厳禁の風潮になってきましたが、体罰ができない代わりに、モラルハラスメントが叫ばれるようになりました。無視したり、罵倒したり、悪意のある言動をすることですね。これは当然しつけでも何でもなく、単なる嫌がらせです。している側の心が未成熟で、器が小さいのです。モラルハラスメントを受けた場合は、ためらう事なくその人から離れて大丈夫です。本当に相手の事を思っての言動であれば、傷つくことはありません。愛情あっての厳しさで、人が傷つくことはほとんどないのです。

そう考えると、心を傷つけるのが良くないのであって、良くない行いに対して、愛情を持って厳しく接するしつけは、必要な場合があるというのが筆者の考えです。やって良いことと悪いことの区別がつかない子供は実際にいるので、何でもかんでも放っておくのは大人として無責任ではあります。ただし、勉強や生活におけるケアレスミスに口うるさく言うのではなく、あくまでも生活態度や言葉遣いに誤りがあった時に正すものだと思います。それも、人格を否定するような言い方ではなく、その行為だけを叱るに留めなければいけませんね。

叱る際は、今の出来事を、行為だけ、短くがルールです。過去の事を掘り起こしたり、長い説教はルール違反です。それをする人は、相手のためではなく、自分のために怒っているにすぎません。された側はもう聞かなくて良いです。どうしても感情的になってしまう場合は、叱らないという選択肢もあります。落ち着いてから、次のタイミングですれば良いでしょう。

相手が気づいて自ら改善するのが最も良いわけで、相手を信じる事で、期待に応えてくれることもあります。感情的になった場合は、そういう選択肢も持っておくと一旦放っておく事ができるので、選択肢はなるべく多く持っておくと精神的に楽です。

 

読者に、全ての良き事が雪崩のごとく起こりますように。