中学受験の明日のために

中学受験で合格を勝ち取る方法

その59 甘い言葉に騙されない

学問に王道はありません。勉強ができるようになりたい人は多いですから、そこにつけ込んでお金儲けをしようとする人はたくさんいます。ネット情報には特に気をつけましょう。すぐに、簡単に、楽に、成績が上がるなどといった広告は全て詐欺です。そんな方法があったら皆、灘や開成や桜蔭に受かっています。もし急激に成績が上がったとしたら、その子に才能があったからです。才能のない普通の人が、急激に成績が上がることはありません。才能があっても、勉強しなければ成績は上がりません。自ら勉強してはじめて成績が上がるのです。楽をしているわけではないのです。

入試直前期になると、不安になる人が多いので、そういう勧誘が増えます。人の弱みにつけ込んでいる時点で誠実ではありません。直前期になっても成績が伸びていなければ、ほぼその成績のまま入試を迎えるでしょう。身の程に合った学校を受けましょう。チャレンジ校を受けるのは問題ないですが、合格する学校も受けておいたほうが無難です。悪徳業者と関わると、お金を取られるだけでなく、人生まで棒に振りかねません。しっかりと自分を持って下さい。

今まで通っていた塾を辞めて、直前になって他の塾に変える人もいますが、あまりお勧めしません。6年生の前半までに転塾するならまだわかりますが、後半になって転塾しても、混乱するだけではないでしょうか。どの塾も6年生の後半からラストスパートをかけていきます。どの塾にもその塾特有の色があり、長年かけてその色に染まっているからこそ、ラストスパートで頑張れるのです。せっかく今までその塾を信用して頑張ってきたのに、直前になって変えると、今までの自分を否定しかねません。慣れない場所でいきなり頑張れるとも考えにくいです。

直前期になっても頑張れないなら、その子は中学受験では頑張れない子なのです。大学受験で頑張るかもしれないので、未来に期待しましょう。勉強の道は楽だと考えて勉強させる親が一定数いますが、勉強の道ははっきり言って厳しいです。学歴を手に入れるのは大変なことで、お金で買えないからこそ価値があるのです。楽に手に入るものに価値はありません。普通の人が学歴を手に入れるには、多くの犠牲が必要です。犠牲をしても手に入らないかもしれないのです。その覚悟ができないなら、勉強の道に進むこと自体を考え直した方が良いのかもしれません。

 

読者に、全ての良き事が雪崩のごとく起こりますように。