中学受験生の明日のために

中学受験で合格を勝ち取る方法

その58 受験は結果よりもプロセスが大事

受験の目標は、志望校に合格することです。では合格すれば、過程がどうあれ、結果オーライなのでしょうか。不合格なら、過程がどうあれ、無意味だったのでしょうか。

結果は、その時の運もあります。結果だけに注目するのは、大人の世界です。大人は、お金をもらっている以上、結果を出さないといけませんし、結果だけを見て判断されても致し方ありません。しかし子供は、これから成長して大人になっていく人達です。大人の価値観を子供にあてはめては、心の成長に悪影響を及ぼしかねません。やはり結果よりも過程を大事にする方が、保護者にとっても子供にとってもプラスに働くのではないでしょうか。

特に算数は、9割わかっていても、最後に計算間違いをすれば、全くわからなかった人と同じ0点です。それを同じと解釈するのが結果至上主義です。中身はそうではありません。ここまではわかっていたね、最後の計算だけ注意不足だったんだね、これはもったいないから次は正解するためにどうすれば良いか一緒に考えようか、というアプローチをすれば親子関係も良好に進みますし、考え方も前向きです。

普段のテストだけに限りません。本番の入試でも、やはり結果よりもそこに至るまでのプロセスが大事なのです。第一志望校に合格するのは3人に1人です。2人は落ちるのです。落ちるのには必ず理由があります。それは、本番に原因があるよりも、そこに至るまでの過程に原因がある事がほとんどです。運良く合格することはあっても、運悪く不合格になることはありません。不合格になる時は常に、実力不足です。プロセスで努力を怠ったのです。

合格しても、慢心すれば落ちぶれて、大学入試で失敗します。不合格でも、プロセスを反省して努力を継続すれば、大学入試でリベンジできます。目先の幸不幸は、長い目で見ると逆になる事がよくあります。人間万事塞翁が馬という言葉が私は好きです。成功しても奢らず、失敗してもめげず、プロセスに注目して日々成長する事が大事ですね。

 

読者に、全ての良き事が雪崩のごとく起こりますように。